スーズ(Suze)は、フランス生まれのほろ苦いリキュール で、カクテル好きやビター系のお酒を好む人に人気のアペリティフです。特に、近年のクラシックカクテルブーム により、ホワイトネグローニ などのアレンジカクテルで注目を集めています。
この記事では、そんな スーズの特徴・歴史・飲み方・おすすめカクテル について詳しく解説していきます!
スーズとは?基本情報
スーズ(Suze)の基本データ
- 分類:リキュール(アペリティフ)
- 原産国:フランス
- アルコール度数:15~20%
- 主な原料:ジェンシアン(リンドウ科の根)、ハーブ、スパイス
- 味の特徴:苦味が強く、ハーブの爽やかな風味とほのかな甘み
スーズの味わいの特徴
スーズは、ジェンシアン(ゲンチアナ)という植物の根 を主原料にしており、これが独特の苦味の元 になっています。さらに、ハーブやスパイスが加わることで、苦味の中に ほのかな甘みや柑橘系の香り を感じられます。
= 苦味と爽やかさが共存する、フランスらしいエレガントなリキュール!
スーズの歴史:100年以上愛される伝統のリキュール
スーズの誕生は 1889年 に遡ります。フランスの薬剤師 フェルナン・ムロー(Fernand Moureaux) が開発し、1900年のパリ万博で注目を集めた ことで人気が広まりました。
画家ピカソも愛したお酒
スーズは、その美しい黄金色と洗練されたデザインから、多くの芸術家にも愛されました。特に有名なのが、画家 パブロ・ピカソ。彼の作品『グラスとSuzeの瓶(Glass and Bottle of Suze)』にも登場し、アートと結びついたリキュール としても知られています。
スーズの飲み方:おすすめの楽しみ方
1. オン・ザ・ロック
スーズ本来の味わいを楽しみたいならコレ!
- スーズを ロックグラスに注ぎ、氷を加えるだけ
- シンプルながらも、ほろ苦い味わいとハーブの香り をじっくり楽しめる
2. スーズ&トニック
苦味×爽やかさの最強コンビ
- スーズ 45ml
- トニックウォーター 適量
- 氷、オレンジスライス(またはレモン)
3. スーズ&ソーダ
食事と合わせやすいシンプルな飲み方
- スーズ 45ml
- ソーダ 適量
- 氷、レモンピール(またはオレンジピール)
スーズを使ったカクテルレシピ
スーズはカクテルにもよく使われます。
特に、ホワイトネグローニ(White Negroni) というカクテルは、スーズの代表的な使い方です。
1. ホワイトネグローニ(White Negroni)
ネグローニのジン×カンパリの組み合わせを、スーズでアレンジ!
- ジン 30ml
- スーズ 30ml
- ドライベルモット 30ml
- 氷、オレンジピール(飾り)
2. スーズ・スプリッツァー
軽くて飲みやすいスパークリングカクテル
- スーズ 45ml
- 白ワイン(辛口) 60ml
- ソーダ 適量
- 氷、レモンスライス(飾り)
3. スーズ・マティーニ
ビターで大人なマティーニ風カクテル
- ジン 50ml
- スーズ 10ml
- ドライベルモット 10ml
- 氷、レモンピール(飾り)
スーズはどんな人におすすめ?
スーズが好きそうな人の特徴
✔ 甘すぎるお酒より、苦味やハーブ感のあるお酒を好む人
✔ 食前酒(アペリティフ)を楽しみたい人
✔ クラシックなカクテルに興味がある人
スーズは クセがあるお酒 ですが、その独特の苦味とハーブの爽やかさがクセになる人も多いです。
特に カクテル好きな人や、ビター系のリキュールが好きな人にはピッタリ!