お酒好きでよく宅飲みする人は、炭酸水とかトニックウォーターにお世話になってるんじゃないでしょうか。
ウイスキーとかジンで割ると美味しいですよね。
でもお酒の方にはこだわりがあっても、割材である炭酸水とトニックウォーターは、スーパーで一番安いものを選んでしまっている人も多いんじゃないでしょうか。
たかが割材、されど割材。
ハイボールにしてしまえば、比率的には圧倒的に多い割材。
ちょっとだけいいお酒で飲むときはそんな割材にもこだわってみてはいかがでしょうか。
また、トニックウォーターをアルコール以外の飲み物と組み合わせてみるのもオススメですよ。
トニックウォーターとは炭酸飲料の一種で、カクテルの割材としてよく使われる。
炭酸水にキナ皮(キナの樹皮を乾燥させたもの)から抽出されたキニーネを含む、いくつかの香味植物のエキスと糖分を加えたもの。この成分が苦味のもととなっている。
他にも、オールスパイス、シナモン、エルダーフラワー、ゲンチアナ、ジンジャー、ラベンダー、レモングラスなどの植物が含まれる場合もあります。
トニックウォーターに、水、砂糖、ライムを加えるという習慣は、イギリスの東インド会社が広めたもので、そこにジンが加わり、19世紀初頭に最初のジントニックが誕生しました。
トニックウォーターは、ほどよい苦味が最大の特徴です。
実際はかなり苦味が強いものですが、炭酸水の発泡性や、柑橘類、ハーブ、スパイスの香りが加わることによって、苦味が和らいでいる。
ジンジャーエールなどのソーダ類に比べるとかなりドライで、シロップのような味のトニックはめったに見かけません。
トニックウォーターはカクテルの割材として使われることが多いが、氷を入れてそのまま飲んでも楽しめます。
例えばノンアルコールドリンクとして、ライムジュースと合わせると、ライムの酸味とトニックの苦味のバランスがとれて、よりおいしくいただけます。
また、トニックは辛口なので、夕食の一杯に最適で、食事の合間に飲むと口直しにもちょうどいい。
私はお酒が飲めない状況の時に、ジントニックもどきとして、このトニック&ライムをよく飲んでしまいます笑
そして、アルコールとの組み合わせももちろん美味しい。
トニックウォーターは、ジンで割るジントニックが有名だが、他の酒類もよく合う。
ウォッカもそうだし、アイリッシュウイスキーもウイスキースタイルの中では一番相性がいい。
また、トニックは酒精強化ワインと混ぜたり、苦い酒が好きな人にはアペロールやカンパリなどのビタースピリッツと混ぜると、究極の食前酒になります。
柑橘系のジュースやベリー類との相性もよく、カクテルレシピによっては、甘みの強いソーダの代わりに使用されることが多々あります。
「エスプレッソ・トニック」はご存じでしょうか?
エスプレッソ・トニックはヨーロッパ発祥の飲み物で、現地のコーヒーショップでは、トニックの上にエスプレッソを浮かべるのが一般的です。
ほろ苦いが、炭酸の爽やかさとマッチして、スッキリとした味わいになる。
エスプレッソ以外にも、コールドブリューコーヒーと混ぜれば、朝はスッキリと目覚め、午後にはリフレッシュにぴったりな飲み物ができてしまう!
トニックウォーターと炭酸水は飲んでみたら全然違う味がするとは思うんですけど、見た目では全然違いわかりませんよね。
炭酸水とトニックウォーターを比較すると、炭酸水は圧力がかかった二酸化炭素を使用し、トニックウォーターはキニーネ(苦味成分)を含んでいることが主なポイントです。
また、健康上の利点という点では、トニックウォーターは炭酸水の代替品として健康的です。
なぜなら、トニックウォーターは確かにカロリーはありますが、炭酸水は空腹ホルモンであるグレリンを増加させることが分かっています。
グレリンの量が増えると、人は空腹を感じ、より多くの食べ物を食べたくなってしまいます。
なので炭酸水を含んだお酒を飲むと、トニックウォーターを含んだお酒よりも食欲が湧いてしまうということですね。
私がハイボールを飲むと、爆食魔になってしまうのは炭酸水のせいだったのか、、、(多分違う)
水をとっても様々な味があるのは明白なように、トニックウォーターにも味のバリエーションは豊富です。
こだわりのあるバーなんかは、トニックウォーターにこだわっているとこも多いです。ジントニックなどのシンプルな飲み物の8割くらいはトニックウォーターですからね!
まずは、やっぱり美味しいフィーバーツリーのトニックウォーター。ここの飲料は外さない。このトニックウォーターはフィーバーツリーの代表的なものです。フレッシュな花の香りと柑橘系の爽やかさ、そして絶妙な苦味が特徴で、ジンやその他の軽いスピリッツに理想的です。また、ライムやトニックなど、お酒を抜いた飲み物にも最適です。
またフィーバーツリーか、と。侮るなかれ。逆に言えばフィーバーツリーはそんなにもトニックウォーターを出しているのかと聞きたまえ。そうなんです、フィーバーツリーだけで7種類(日本未販売も含む)のトニックウォーターがあるんです。
このトニックウォーターはウォッカトニック専用に作られており、フランス・プロヴァンス産のレモンタイムをはじめ、地中海沿岸の花、果実、ハーブのエッセンシャルオイルを使用しています。繊細でバランスが良く、はっきりとした花の香りがあり、辛口でないとても飲みやすい。ウォッカのようにクセがない蒸留酒と合わせれば、その香りを楽しむことができる。
国産のトニックウォーターで2019年に誕生して、比較的新しい。香料と着色料を使わず、100%ナチュラルでできている。特徴は、苦味を出すために、縄文時代より生薬として使われていた「キハダ」という木の樹皮を使っている。強い苦味の中に甘味があり、ウッディな香りがするため、クセのあるジンにも負けない。最近流行りの日本産のクラフトジンと合わせるのが一番おすすめ。
ニューヨーク・ブルックリンのプレミアムトニックウォーター。フィーバーツリーと同様にキナ皮から抽出したエキスで、人工甘味料や合成香料を使っていないナチュラルトニックです。テキーラやメスカルの原料である「アガベ」を使用して、甘みを出している。
最後はフランス生まれのトニックシロップ。これと炭酸水さえあればいつでもトニックウォーターを楽しめる。シロップなので炭酸が抜ける心配もなくゆっくりと使える上に、自分で濃さを調節できる優れもの。シトラスの上品な香りの中に白い花を思わせるほのかな甘みが感じられ、キニーネを感じさせるしっかりとした苦みとレモンピールの爽やかな酸味がバランスよく調合されている。
トニックウォーターとは炭酸飲料でキナ皮(キナの樹皮を乾燥させたもの)から抽出されたキニーネを含む、いくつかの香味植物のエキスと糖分を加えたもの。
また炭酸水との違いは、炭酸水は圧力がかかった二酸化炭素を使用した炭酸飲料で、トニックウォーターはキニーネ(苦味成分)を含んでいることが主なポイントです。
トニックウォーターは種類によって様々な味わいがあり、ジンやウォッカ、ウイスキーに限らず、コーヒーなどにも合い、それぞれに適したものがある。
ぜひ、トニックウォーターにもこだわってお酒を楽しんでみては。