ザ・ボタニストはスコットランドのアイラ島にあるブルイックラディック蒸留所から生まれました。
このよくできた複雑なジンは、フローラルからハーバルまで様々なテイスティングノートを含み、滑らかで長いデリケートなフィニッシュが特徴です。
スコットランド・アイラ島にあるブルイックラディック蒸留所は、ウイスキーで有名ですが、このジン「ザ・ボタニスト」はアイラ島で初にして唯一のジンです。
このジンには31種類のボタニカルが使われており、そのうちの22種類は地元で手摘みされたボタニカルがが含まれています。
22種類のボタニカルは地元で育てられており、地元を大切にしているのが伝わりますね!
そのボタニカルのうち、イエローベッドストロー、またはザ・ボタニストチームが「レディーズベッドストロー」と呼ぶものは、かつて寝具として使われていた黄色い植物で、新鮮でクリーミーな干し草のような独特のトンカビ香があります。
料理には珍しく、染料として、また北欧の蒸留酒に伝統的に使われています。また、草地や耕作放棄地にも生育するため、雑草として扱われることもあります。
またこのジンは「アグリー・ベティ」と呼ばれる蒸留器で17時間かけて処理されますが、これは他のジンの処理時間が8〜10時間程度であることと比べると、非常に長く感じられます。
しかし、低圧のローモンドスチルと組み合わせることで、ボタニカルをよりよく浸透させ、滑らかでありながら風味豊かな、重層的な味を体験することができるます。
「ザ・ボタニスト」は、スコットランドのアイラ島で作られる唯一のジンです。アイラ島といえばウイスキーを想像されるかもしれませんが、このジンはとても複雑で地元愛に溢れた素晴らしいジンです。
そんな「ザ・ボタニスト」をもし購入することができたら、ぜひこちらの記事を参考にして、カクテルの8割を占めるトニックウォーターにもこだわってみて、最高の状態のジンを楽しんでみては?