「リコール43」ってどんなリキュール?その味の特徴と豆知識

licor 43 リキュール

「リコール43」ってリキュール聞いたことありますか?普段見かけないこのリキュールは、コーヒーとの相性が抜群で、寒い冬にぴったりのリキュールです。

また冷やすことで、柑橘類やバニラの香りが引き出されるため、夏にもぴったりなコーヒー好きには欠かせないリキュールです。

今回はそんな「リコール43」について紹介します!

 

「リコール43」ってどんなリキュール?

 

リコール43

リコール43

リコール43は、スパイス、ハーブ、根菜、柑橘類など43種類の植物を使って作られた、多彩な風味を持つリキュールである。コーヒーとの相性は抜群でメキシコで親しまれている。だが、さまざまなカクテルにもよく合う。

分類の説明:リキュール
会社名:ディエゴ・サモラ S.A.
蒸留所:スペイン・カルタヘナ
発売:1946年
アルコール度数:31%
熟成期間:ステンレスタンクで6〜9ヶ月熟成

スペインのザマラ家が20世紀半ばに発売した「リコール 43」は、何世代にもわたって受け継がれてきた地元の浸漬リキュールをベースに、甘くて元気なお酒に仕上げたもの。

アメリカではまだ浸透していないが、メキシコではこのリキュールはアイスコーヒーと合わせて「カラヒージョ43」と呼ばれる食後酒として大人気である。

ストレガのようなメントールやシナモンの香りが根底にあり、エスプレッソと自然にマッチするが、冷やすと柑橘類やバニラの特質が引き出され、季節や飲む理由によって合わせやすくなる。

マルガリータのトリプルセックやグランマルニエの代わりに、スパイスの効いた楽しいカクテルとしてお試しください。

 

テイスティングノート

リコール43

カラー:リッチで深みのあるハニーゴールド
ノーズ:多種多様な植物の香りを嗅ぎ分けるのは楽しい。バニラビーンズの香りが強く、オレンジの皮、ミント、シナモン、紅茶のような香り、ササフラスやナツメグのようなウッディな香りも感じられます。
味わい:バニラビーンズの甘く濃縮された強い香りが最初に舌を打つが、そのすぐ後に、オレンジの柑橘類、ササフラス、ナツメグ、そしてスターアニス、レモンの皮、サフランが少々感じられるなど、香りと同じフレーバーがやってくる。
フィニッシュ:甘みが長く続き、温かいベーキングスパイスと60度以上のプルーフがもたらす胸が温まるような熱さが感じられる。

 

豆知識

licor 43

ザマラファミリーはレシピを独占しているが、「Licor 43」という名前は、ハーブやフルーツなどの植物をたくさん漬け込んでいることに由来している。

 

おわりに

コーヒーとの相性が抜群な「リコール43」で、寒い冬を乗り切ってみてはいかがでしょうか。

もちろんアイスコーヒーとの相性は抜群で、その柑橘とバニラの香りがより一層コーヒーの良さを引き出してくれると思います。

そんな「リコール43」が気に入った方は、ぜひこちらの記事も参考にして、寒い冬を暖かいホットワインで乗り切りましょう!