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「バッファロー・トレース」ってどんなウイスキー?その味の特徴と豆知識

バッファロー・トレースはアメリカで一番創業が長いとされる蒸留所で作られるバーボンウイスキーです。

数々の賞を受賞しているバッファロー・トレースは、スパイスの風味が強いにもかかわらず、ライ麦の味もしっかりとするバーボンです。

今回はそんなバッファロー・トレースについて、その味の特徴と豆知識を紹介したいと思います!

「バッファロー・トレース」ってどんなウイスキー?

バッファロー・トレース

バッファロー・トレースは、最低8年の樽熟成を経たバーボンです。このフラッグシップボトリングは、バタースコッチ、トフィー、ナツメグ、シナモン、クラックドペッパーのフレーバーが特徴。

分類:ケンタッキー ストレートバーボン
会社名:サゼラック社
蒸留所:バッファロー・トレース
樽の種類:アメリカンホワイトオーク
スチルの種類:カラム
発売時期:1999年
アルコール度数:45%
熟成期間:最低9年
マッシュビル:トウモロコシ、ライ麦、大麦麦芽
受賞歴:
2020年サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション銀賞、ワールド・ウイスキー・アワード金賞、2019年ニューヨーク・ワールド・スピリッツ・コンペティション銀賞、2019年ロサンゼルス・インターナショナル・スピリッツ・コンペティション金賞、2019年アメリカンウイスキー・マスターズ金賞、他多数
「バッファロー・トレース」という名前には、生活を求めて北米の荒野に飛び出した開拓者たちのルートを称えるという意味が込められています。
スパイスの風味が特徴的なこのバーボンは、マンハッタンに最適です。ストレートで飲むと、バタースコッチのシルキーな香りとともに、なめらかでスパイシーな舌触りを楽しむことができる。
バッファロートレースのラインナップを理解する上で、まず基準となるウイスキーです。

テイスティングノート

カラー:マホガニー色のゴールデンブラウン、最低8年の樽熟成を経たバーボンらしい色合い。
ノーズ:ライの香りが強く、バニラビーンズ、焦がしたシナモン、オールスパイスの香りが明確に感じられる。
味わい:バタースコッチとタフィーの豊かな香りが、舌の上ですぐにスパイスへと変化し、ナツメグ、シナモン、クラックドペッパーの香りが感じられるが、これはおそらくライ麦によるものだろう。
フィニッシュ:スパイスが支配的だが、シルキーなキャラメルのノートも存在する。

 

豆知識

ケンタッキー州フランクフォートにあるバッファロー・トレース蒸溜所は、1882年に雷に打たれ、すぐに再建されたにもかかわらず、アメリカで最も長く操業を続けている蒸溜所であると主張している。

実際、禁酒法時代もずっと操業を続け、「薬用」スピリッツを製造し、2013年には国定歴史建造物に指定された。

 

おわりに

バッファロー・トレース」はバッファロートレースのラインアップを色々試した人にとっては、最初に飲んでほしいウイスキーです。アメリカで一番長い操業の蒸留所が作り出す、力強いバーボンに圧倒されることでしょう。

そんな「バッファロー・トレース」をもし購入することができたら、ぜひこちらの記事を参考にして、ウイスキーの様々な飲み方で試して、その味わい深さを堪能してください!

お酒まっぷ

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